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Author: ユキ

  • 超おすすめ!トレーダー・ジョーズ!

    超おすすめ!トレーダー・ジョーズ!

    アメリカ在住になって一番困るというか恋しくなるのは、やはり食です。おいしい食べ物が食べられないと、気分どころか体調まで崩してしまう気がします(笑) 日本食スーパーがすぐそばにあれば、もちろんいいのですが、そうでない人が大半ではないでしょうか。もしくは、日本食スーパーの価格的に毎回通うわけにもいかない、という辛い事情もあったりします。 そこで、毎日通いができるスーパーとして一番のおすすめがトレーダー・ジョーズ(Trader Joe’s)です! 安くておいしい、という絶対正義! 正義の味方なんて、この世にはいない、という冷めた世界観を持つ筆者でも、トレジョー(トレーダージョーズの略称)は別です(笑) トレジョーはこの世でも珍しい、完全な善(!!!)です!!🤣🤣🤣 なぜか!!安くて美味しいから。安いのに、美味しい。美味しいものを買うのに高いお金を必要としない。資本主義の勝利とも言えてしまうかもしれません(笑) 実際、近くの普通のスーパーと比べても、大雑把な感覚ですが、一食当たりの換算で大体3-4割ぐらい安く済みます。うちでは一週間に大人一人当たり50-70ドルぐらい食料品に使うんですが、他のスーパーに行った週は、美味しくもないのに大体80-120ドルぐらい軽くいってしまいます。他のスーパーがビジネスとして存在していることが正直不思議なくらいです。 世界中の食べ物が手に入る!? 美味しいと一言にいっても色々あるかと思います。品質なのか量なのかバラエティーなのか専門性なのか... トレジョーがすごいのが、いろんな食べ物が手に入るところです。 アメリカンな食材だけでなく、メキシカン・イタリアン・フレンチ・アジア系・ユダヤ系・中東系など、様々な食材が調理しやすく、食べやすくなって、売ってあります。 国際派スーパーは、たまに見かけますし、直輸入したり本場のものが手に入ったりするところもあるのですが、トレジョーでは各地のブランドに頼らず、トレジョー厳選の食材を世界から集めて売っています。つまり、「醤油」ならこれ!「バゲット」ならこれ!ピーナッツチョコならこれ!といったものを世界中から探してきて、トレジョーブランドで売っているわけです。 そしてそのセンスが一級!!よくこれほどレベルの高いものを安く売っているな、と感心します。 例えば、その①:パスタ よくあるスーパーでは、パスタと言えば、いろんなブランドが所狭しと並んでいるわけです。 トレジョーでは、1カテゴリー1つだけ。その分、厳選したものです。 このスパゲッティ、イタリア産で、めちゃくちゃうまい。なのに、99セント。 アイ…

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  • 名門・イェール大学を見る!世界屈指の美術館とユニークな寮システム

    名門・イェール大学を見る!世界屈指の美術館とユニークな寮システム

    ハイライト 美術館(2館) ゴッホ・モネ・ピカソ・ターナーなどの名画や、古代ギリシャ・ローマのコイン・彫刻など、世界屈指の美術品が無料で見られる。 図書館 大学の中心にある図書館は建物自体が圧倒的にきれい。貴重書図書館では、世界中で21冊しか現存しない、西洋初の活版印刷書であるグーテンベルク聖書(1455年)が見られる。 14の寮 学部生は入学時に全員14の寮のうちの一つにランダムで振り分けられる。ハリポタのようなシステムで、ゴシック様式の寮建築は一見の価値あり。 基本情報 5つの見どころ Yale University Art Gallery イェール大学美術館 イェール大学美術館(略してYUAGと呼ばれます)は、全米最古の大学美術館で、北米でトップと言ってもいいほど充実している美術館です。一般展示では、全世界・全時代のものが見られますが、画家で言えばゴッホ・モネ・ピカソ・ドガあたりが有名です。古代彫刻も充実しており、古代ギリシャ、新バビロニア時代(紀元前6世紀)、ローマ帝国のものや、インカ帝国、マヤ帝国などアメリカ大陸のコレクションも充実しています。近代アメリカの芸術も多く、エドワード・ホッパーの作品などは見応えがあります。 また、今使われている建物と次に紹介するイギリス芸術センターは、建築家ルイス・カーンの設計です。カーンは、ブルータリズムという建築スタイルの代表者です。コンクリートむき出しの建築が多く、「荘厳にして冷ややかな、神亡き機械時代の神殿を築いたかのようでもある」と評されています[1]。作品を見ながらも、その空間を味わってみてください。 Yale Center for British…

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  • 最高峰・ハーバード大学を見る!歴史を語り、世界を変えるキャンパス

    最高峰・ハーバード大学を見る!歴史を語り、世界を変えるキャンパス

    ハイライト 基本情報 設立:1636年 (米国で最も古い、東大の241年前) 学部生数 (2021):7,095名 (東大の約半分) 院生数 (2021):18,415名 (東大の約1.4倍) 基金 (2021):532億ドル (およそ5.8兆円、東大のおよそ177倍) 4つの見どころ Harvard Yardハーバード・ヤード ハーバード大学の創設時以来の大学の敷地がハーバード・ヤードです。1637年にこの地に建立されて以来年々拡大を続け、ケンブリッジ市付近に広がるキャンパスはおよそ588エーカー(東京ドーム約50個分)の広さになっています。その広大なキャンパスの歴史的そして象徴的な中心に位置するのがハーバード・ヤードです。27個の門から入ることができ、主に学部生1年生の寮・中央図書館・チャペル・教室などの施設が集まっています。 ヤード内には主に3つの見どころがあります。まずは、ハーバードのイメージカラーである深紅色のレンガでできた建築群です。アメリカ北東部で多用されてきたレンガ建築は、イギリス植民地から独立戦争・建国に至るまでの時代を象徴する建築スタイルで、アメリカ文化の中で非常に重要な意味を持ちます。独立戦争時、兵士が駐屯していたこともある建物もハーバード・ヤードにあります。深紅のレンガは、米国の初期の歴史の象徴であるとともに、大学の伝統の長さも語っています。 2つ目はジョン・ハーバード像です。台座には「Founder(創設者)、1638年」と記してありますが、史実的には1636年設立(1638年没)、そしてジョン・ハーバード個人が創設に至ったわけではなく、早期の寄付者の一人という方が正確です。また、ジョン・ハーバード自身がどのような姿をしていたかは明らかになっておらず、1884年にこの像が作られた際はキャンパスで一番イメージに沿った学生がモデルになっています。いろいろといい加減な像ですが、左足は幸運があるという都市伝説や、それを面白がって左足に立小便する学生がいるとの話もあります。いずれにせよ、触る際は感染防止も含め、手を除菌しときましょう。 最後、3つ目はワイデナー図書館です。残念ながら一般公開はされていませんが、外からでも中央図書館の厳粛な雰囲気を感じられます。2千万もの蔵書量(とその他無数の史料)を誇る大学図書館ですが、日本を含む東アジア関連の蔵書も充実しており、質・量ともにアメリカ最高レベルの図書館です。文献を探す際、他の大学には無かったけどハーバードにはあった、ということはよくあります。…

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